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太る食べ物ランキングと食べても太りにくくする工夫! 知らずに食べてる高カロリー食品の正体

「太る食べ物」と聞くと、揚げ物やスイーツをまず思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、実際にはヘルシーなイメージの食品にも高カロリー・高糖質なものが数多く潜んでいます。

知らないうちに太りやすい食べ物を口にしていた、というケースは決して珍しくありません。

この記事では、太る食べ物の共通点をわかりやすく整理したうえで、ジャンル別のワーストランキングをご紹介します。

さらに「隠れ太る食べ物」の正体や、我慢しなくても体重を増やしにくくする食べ方の工夫まで網羅しています。

日々の食生活をほんの少し見直すヒントとして、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

太る食べ物の正体は「高カロリー×低栄養」の組み合わせにある

「太る食べ物」には、実はある共通パターンが存在します。

それは、カロリーが高いわりにビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素が少ないという点です。

エネルギーばかりが過剰で、体に必要な栄養が不足している食品ほど、脂肪として蓄積されやすい傾向があります。

太る食べ物に共通する特徴を整理すると、以下の3つに集約されます。

  • 脂質と糖質が同時に多く含まれており、1食あたりのカロリーが跳ね上がりやすい
  • ビタミンB群や食物繊維が乏しく、摂取したエネルギーを効率よく代謝できない
  • 食べたあとの満腹感が持続しにくく、短時間で再び空腹を感じてしまう

この3つの特徴を持つ食品は、ポテトチップスや菓子パンなど身近なものに多く見られます。

まずは「高カロリーなのに栄養が少ない」という視点を持つだけでも、日頃の食品選びが大きく変わるでしょう。

脂質と糖質が同時に多い食品ほど体脂肪に変わりやすい理由

太る食べ物の中でも、特に注意したいのが脂質と糖質の両方を大量に含む食品です。

糖質を摂取すると血糖値が上がり、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。

インスリンには血糖値を下げるだけでなく、余ったエネルギーを脂肪として体に蓄える働きがあります。

ここに脂質が同時に加わると、インスリンが活発に働いている状態で大量の脂肪酸が血中に供給されることになります。

つまり、体が「脂肪を蓄えるモード」に入ったタイミングで脂質が流れ込むため、効率よく体脂肪に変わってしまうのです。

ドーナツやクリームパン、フライドポテトなどは、まさにこの「脂質×糖質」の代表格と言えるでしょう。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」でも、エネルギー産生栄養素バランスの重要性が示されています。

たんぱく質、脂質、炭水化物(アルコールを含む)が総エネルギー摂取量に占めるべき割合(%エネルギー)として、エネルギー産生栄養素バランスの目標量が設定されている。

引用元: 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

脂質と糖質の摂取バランスが崩れれば崩れるほど、太る食べ物の影響を受けやすくなると考えられます。

どちらか一方だけでなく、両方が同時に多い食品を意識的に減らすことが体脂肪の蓄積を抑える第一歩になるでしょう。

カロリー密度という視点で太る食べ物を見分けるコツ

太る食べ物を見分けるうえで役立つのが「カロリー密度」という考え方です。

カロリー密度とは、食品100gあたりに含まれるエネルギー量のことを指します。

同じ量を食べても、カロリー密度が高い食品ほど摂取エネルギーが大きくなり、太りやすさに直結します。

たとえば、ポテトチップス100gは約550kcalですが、きゅうり100gはわずか14kcalほどです。

実際にカロリー密度が高い食品と低い食品を比較してみると、その差は一目瞭然です。

食品名100gあたりのカロリーカロリー密度の分類
ポテトチップス約554kcal非常に高い
チョコレート約558kcal非常に高い
菓子パン(メロンパン)約366kcal高い
白米(炊飯後)約168kcal中程度
バナナ約86kcal低い
鶏むね肉(皮なし)約108kcal低い
きゅうり約14kcal非常に低い
レタス約12kcal非常に低い

この表からわかるように、加工度が高い食品ほどカロリー密度が上がる傾向にあります。

日常の食事では「カロリー密度が低い食品の割合を増やす」ことを意識するだけで、無理な食事制限をしなくても自然と摂取カロリーを抑えやすくなります。

買い物の際にパッケージの栄養成分表示を確認し、100gあたりのカロリーを比較する習慣をつけると、太る食べ物を選びにくくなるでしょう。

ジャンル別に見る太る食べ物ワーストランキング

太る食べ物の特徴を理解したところで、具体的にどんな食品が要注意なのかをジャンル別に見ていきましょう。

「主食」「おやつ・スイーツ」「飲み物」の3つに分けてランキング形式で整理すると、意外な食品が上位に入っていることに気づくかもしれません。

まずは全体像をつかむために、ジャンル別のワーストランキングを一覧表にまとめました。

ジャンルワースト1位ワースト2位ワースト3位
主食クロワッサン(約448kcal/100g)焼きそばパン(約300kcal/1個)カルボナーラ(約750kcal/1食)
おやつ・スイーツポテトチップス(約554kcal/100g)菓子パン(約350〜450kcal/1個)チョコレート(約558kcal/100g)
飲み物タピオカミルクティー(約350kcal/杯)カフェモカ(約300kcal/杯)炭酸ジュース500ml(約225kcal)

このランキングは一般的なカロリー値をもとに作成しており、商品によって数値は前後します。

注目すべきは、普段なにげなく選んでいるものが多くランクインしている点です。

それぞれのジャンルについて、太りやすい理由を詳しく解説していきます。

主食編|白米・パン・麺類で最も脂肪になりやすいのは?

毎日食べる主食のなかにも、太りやすさに大きな差があります。

結論から言えば、パン類、特にバターや砂糖を多く使ったものが主食の中では最も脂肪につながりやすいと考えられます。

その理由を理解するうえで重要なのがGI値(グリセミック・インデックス)です。

GI値が高い食品ほど食後の血糖値が急上昇しやすく、インスリンの過剰分泌を引き起こして脂肪蓄積を促進します。

代表的な主食のGI値・カロリー・糖質量を比較してみましょう。

主食GI値カロリー(1食分目安)糖質量(1食分目安)
食パン(6枚切り1枚)約91約158kcal約26g
クロワッサン(1個)約70約224kcal約20g
白米ごはん(150g)約76約252kcal約55g
うどん(1玉ゆで)約80約210kcal約42g
パスタ(ゆで200g)約65約298kcal約54g
玄米ごはん(150g)約55約248kcal約51g

食パンはGI値が約91と非常に高く、クロワッサンはGI値こそ中程度ですが脂質が多いためカロリーが跳ね上がります。

白米もGI値は高めですが、パン類と比べて脂質が少ないぶん、総カロリーは抑えやすい傾向にあります。

主食で太る食べ物を避けたい場合は、GI値が低くて脂質の少ない玄米やパスタ(アルデンテ)を選ぶのがおすすめです。

どうしてもパンが食べたいときは、全粒粉パンやライ麦パンに替えるだけでもGI値を下げられるでしょう。

おやつ・スイーツ編|ケーキより危険な身近なお菓子たち

「太るおやつ」と聞いて真っ先にケーキを思い浮かべる方は多いかもしれません。

しかし、実はケーキよりもカロリーが高く、しかも食べ過ぎやすいお菓子が身近にたくさんあります。

特に注意したいのは、少量に見えてカロリー密度が非常に高く、つい手が止まらなくなる食品です。

要注意おやつとして、以下の5つは覚えておいて損はありません。

  • ポテトチップス(1袋60gで約330kcal)は油で揚げている分カロリーが高く、塩味で食欲が刺激されて1袋を一気に食べてしまいがち
  • 菓子パン(1個で約350〜450kcal)はショートケーキ1個分に匹敵するカロリーがありながら、食事代わりに気軽に手が伸びやすい
  • チョコレート(板チョコ1枚約280kcal)は脂質と糖質の塊であり、小さいサイズでも積み重ねるとかなりのカロリーになる
  • アイスクリーム(ラクトアイス1個約250〜350kcal)は植物性脂肪が多いラクトアイスほど脂質が高く、冷たさでカロリーを感じにくい
  • せんべい・おかき(2〜3枚で約100kcal)は低カロリーに見えるが米菓は糖質の塊で、何枚も食べると血糖値を急上昇させやすい

意外にもショートケーキ1個のカロリーは約300〜350kcalで、菓子パンやポテトチップスと大差ないか、むしろ低い場合すらあります。

太るお菓子を見極めるには「1個あたりのカロリー」ではなく「つい食べ過ぎてしまう量も含めた総カロリー」で判断することが大切です。

飲み物編|甘い飲料が「飲むだけで太る」と言われる根拠

飲み物は食べ物と違い、噛む動作がないためカロリーを摂取している実感が薄いという特徴があります。

この「カロリーを感じにくい」性質こそが、甘い飲料が太る食べ物(飲み物)として警戒される最大の理由です。

液体で摂取したカロリーは満腹感にほとんど貢献しないため、飲んだ後も食事量が減りにくいと考えられています。

人気のある飲み物のカロリーと砂糖含有量を比較すると、その数字に驚く方も多いでしょう。

飲み物(1杯・1本あたり)カロリー砂糖含有量の目安
タピオカミルクティー(Lサイズ)約350〜400kcal約50〜70g
カフェモカ(Mサイズ)約300kcal約35g
コーラ(500ml)約225kcal約56g
果汁100%オレンジジュース(500ml)約210kcal約45g
スポーツドリンク(500ml)約125kcal約31g
ブラックコーヒー(240ml)約8kcal0g

タピオカミルクティー1杯だけで、おにぎり約2個分のカロリーに相当します。

果汁100%ジュースも「健康的」というイメージがありますが、糖質量はコーラとそれほど変わりません。

太る食べ物に気をつけていても、飲み物で無意識にカロリーを上乗せしていては、せっかくの努力が帳消しになってしまう可能性があります。

日常的に飲むものは水やお茶、ブラックコーヒーを基本にするだけでも、かなりのカロリーカットにつながるでしょう。

実はダイエット中でも注意すべき「隠れ太る食べ物」リスト

「太る食べ物」と聞いて多くの方が想像するのは、揚げ物やスイーツといった明らかに高カロリーなものです。

しかし、ダイエット中にあえて選んでいる食品の中にも、実は太りやすいものが紛れていることがあります。

「ヘルシーだから大丈夫」という思い込みが、かえってカロリーオーバーを招いてしまうケースは意外と多いのです。

特に注意が必要なヘルシーに見えて太りやすい食品として、以下の4つが挙げられます。

  • グラノーラは1食分(約50g)で約220kcalあり、砂糖やはちみつでコーティングされた甘いタイプはさらにカロリーが上がる
  • 市販のスムージーは果物の糖質が凝縮されており、1本で300kcalを超えるものも珍しくない
  • ドライフルーツは水分が抜けた分だけ糖質が凝縮されていて、生の果物と同じ感覚で食べると摂取カロリーが数倍になる
  • シーザーサラダやコブサラダは、ドレッシング・チーズ・クルトンなどの付属品でカロリーが跳ね上がりやすい

これらの食品はすべて「健康に良い」というイメージが先行しているため、量を気にせず食べてしまう方が多い傾向にあります。

ダイエット中こそ、イメージではなく実際のカロリーと糖質量を確認する習慣が重要と言えるでしょう。

グラノーラ・スムージー・ドライフルーツに潜む糖質の罠

朝食の定番として人気のグラノーラやスムージー、間食に選ばれやすいドライフルーツ。

いずれも「体に良さそう」という理由で選ぶ方が多いですが、糖質量やカロリーを具体的に見ると印象が変わるかもしれません。

「健康食品=太らない」という先入観は、隠れ太る食べ物を見逃す大きな原因になります。

それぞれの実際のカロリーと糖質量を確認してみましょう。

食品1食・1回分の目安量カロリー糖質量
グラノーラ(甘味あり)50g約220kcal約32g
グラノーラ+牛乳200ml50g+200ml約358kcal約42g
市販スムージー(果物系)1本(235ml)約130〜300kcal約25〜50g
ドライマンゴー40g(3〜4枚)約130kcal約30g
生マンゴー100g約64kcal約15g
ドライレーズン30g(ひとつかみ)約91kcal約23g

グラノーラに牛乳をかけると、1食で約360kcal・糖質42gに達します。

これは白米ごはん150gとほぼ同じカロリーで、糖質はむしろグラノーラのほうが多いケースもあります。

ドライフルーツに関しては、生のマンゴーと比べて同じ重量で約2倍のカロリーと糖質が含まれています。

こうした隠れ太る食べ物を完全にやめる必要はありませんが、量を計って食べる意識を持つことで過剰摂取を防げるでしょう。

サラダなのに太る?ドレッシングとトッピングの盲点

「ダイエット中はサラダを食べておけば安心」と考える方は少なくありません。

たしかに、葉物野菜自体は低カロリーで食物繊維も豊富です。

しかし問題は野菜そのものではなく、サラダにかけるドレッシングやトッピングにあります。

たとえば、シーザードレッシングは大さじ1杯(約15ml)で約70kcalもあります。

たっぷりかければ、それだけでサラダ全体のカロリーがおにぎり1個分を超えることも珍しくありません。

クルトンやベーコン、チーズといったトッピングも、積み重なると想像以上のカロリーになります。

サラダを低カロリーに保つための選び方

サラダを低カロリーに保つために、以下の3つの選び方を意識してみてください。

  • ドレッシングはオイルベースよりもノンオイル・ポン酢・レモン汁を選び、かける量は大さじ1杯までにとどめる
  • トッピングはクルトンやフライドオニオンなど揚げ物系を避け、ゆで卵・蒸し鶏・豆類などたんぱく質が摂れるものを選ぶ
  • コンビニサラダを選ぶ際は、必ずパッケージ裏の栄養成分表示を確認して総カロリーをチェックする

こうした工夫をすれば、サラダ本来の低カロリーというメリットを活かしたまま満足感のある食事ができます。

「サラダ=太らない」と過信せず、何をどれだけ加えているかまで意識することが大切です。

太る食べ物を我慢しなくても体重を増やさない食べ方の戦略

太る食べ物をすべて排除しようとすると、食事の楽しみが失われてストレスが溜まりやすくなります。

大切なのは「食べないこと」ではなく「食べ方を工夫すること」です。

同じものを食べても、順番・量・タイミング・組み合わせを少し変えるだけで、体への影響は大きく異なります。

太りにくい食べ方の基本戦略を5つにまとめました。

  • 食事の最初に食物繊維やたんぱく質から食べ、糖質の多いものを後に回すことで血糖値の急上昇を抑える
  • ひと口あたり20〜30回を目安によく噛み、満腹中枢が刺激されるまでの時間を確保する
  • 太る食べ物を食べるときは「小皿に取り分ける」などして、ダラダラ食べを防ぐ
  • 高カロリーな食品を食べた日は前後の食事で調整し、1日トータルでバランスを取る
  • 太る食べ物をできるだけ活動量の多い時間帯(昼食)に食べて、エネルギー消費の機会を増やす

これらの戦略はどれも今日から実践できるシンプルなものばかりです。

完全な制限よりも、こうした「ゆるい工夫の積み重ね」のほうが長続きしやすく、結果的にダイエット効果も高まるでしょう。

食べる順番と咀嚼回数を変えるだけで血糖値の急上昇を防げる

太る食べ物の影響を抑えるうえで、最も手軽に実践できるのが「食べる順番を変えること」です。

食事の最初に野菜や海藻などの食物繊維を摂ることで、そのあとに食べた糖質の吸収速度がゆるやかになると考えられています。

この食べ方は「ベジファースト」と呼ばれ、食後血糖値の急上昇を防ぐ方法として広く知られるようになりました。

最近では、たんぱく質を最初に食べる「プロテインファースト」も注目されています。

肉や魚、卵などのたんぱく質は消化に時間がかかるため、満腹感が持続しやすいというメリットもあります。

もうひとつ大切なのが、よく噛んで食べることです。

農林水産省も、噛むことと肥満予防の関係について情報を発信しています。

よく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満予防につながります。よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。

引用元: 農林水産省「みんなの食育」

ひと口につき20〜30回を目標に噛むと、食事にかかる時間が自然と長くなり、少ない量でも満足感を得やすくなります。

食べる順番と咀嚼回数という2つの習慣を変えるだけで、太る食べ物を食べたときの血糖値の上がり方はかなり違ってくるでしょう。

太る食べ物を置き換えるならこの食材が優秀

太る食べ物を「完全にやめる」のではなく「似た満足感を得られるものに置き換える」方法も効果的です。

置き換えのポイントは、食感や味わいの方向性が近い食品を選ぶことで、ストレスなく続けられるようにすることです。

具体的な置き換えの組み合わせを表にまとめました。

太る食べ物置き換え食材置き換えのメリット
白米玄米・もち麦ごはん食物繊維が豊富でGI値が低く、血糖値の上昇がゆるやか
菓子パン全粒粉パン・ライ麦パン砂糖・バターが少なく、噛みごたえがあり満腹感が持続
ポテトチップス素焼きミックスナッツ良質な脂質とたんぱく質が摂れ、少量で満足しやすい
アイスクリーム冷凍バナナ・ギリシャヨーグルト甘みと冷たさはそのままで、カロリーと脂質を大幅カット
クリームパスタトマトソースパスタクリーム系に比べて脂質が少なく、リコピンなどの栄養素もプラス
甘い炭酸飲料炭酸水+レモン炭酸の爽快感はそのままで、カロリーはほぼゼロ

すべてを一度に置き換える必要はありません。

まずは1日のうち1つだけ入れ替えてみることから始めると、無理なく習慣化しやすくなります。

太る食べ物を「我慢する」のではなく「上手に置き換える」という発想が、長期的な体重管理の鍵になるでしょう。

太る食べ物にまつわるよくある質問

太る食べ物に関しては、「本当にすべて避けるべきなのか」「いつ食べれば太りにくいのか」など、さまざまな疑問を持つ方が多いです。

ここでは、読者の方からよく寄せられる質問をピックアップして回答していきます。

このセクションで取り上げる質問の概要は以下のとおりです。

  • 太る食べ物はすべて排除すべきかどうか
  • 太る食べ物を食べるのに適した時間帯はあるのか
  • ヘルシーに見えるのに太る食べ物にはどんなものがあるか
  • 太る食べ物の代わりに選びたい満足感のある食品は何か
  • 太る食べ物を食べても体重を増やしにくくする食事のコツ

それぞれの質問に対して、具体的な根拠やデータも交えながら丁寧に回答します。

気になるものがあれば、ぜひ該当の質問をチェックしてみてください。

太る食べ物はすべて食卓から排除したほうがいい?

結論として、太る食べ物を完全に排除する必要はありません。

むしろ好きな食べ物を全面的に禁止してしまうと、精神的なストレスが大きくなり、反動で食べ過ぎてしまうリスクが高まります。

ダイエットの成功率を左右するのは、短期的な我慢よりも長期的に続けられる食習慣です。

排除よりも管理が大切な理由として、以下の2つが挙げられます。

  • 極端な食事制限はストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を増やし、食欲が暴走しやすくなることで、リバウンドの引き金になりやすい
  • 好きな食べ物を「週に1回」「少量だけ」と自分でルールを決めて楽しむほうが、食事全体のコントロール力が向上するという報告もある

太る食べ物と上手に付き合うためには「全部ダメ」ではなく「頻度と量を意識する」ことが大切です。

たとえば、週に1度のご褒美として楽しむなど、メリハリのある食生活を心がけるほうが健康的で持続しやすいでしょう。

太る食べ物を食べるなら何時ごろが影響を抑えられる?

太る食べ物を食べるタイミングとして、比較的影響が少ないとされているのは昼の時間帯、特に14時頃までです。

この根拠のひとつとして注目されているのが、体内時計を制御するたんぱく質「BMAL1(ビーマルワン)」の働きです。

BMAL1は脂肪の合成を促進する役割を持ち、その分泌量は1日の中で大きく変動します。

BMAL1は脂肪細胞に脂肪を蓄積させる働きを持つたんぱく質であり、夜22時〜深夜2時に最も多く発現し、午後2〜3時に最も少なくなることが報告されている。

引用元: 日本大学薬学部 榛葉繁紀教授の研究(参考:日本肥満学会誌「肥満研究」)

つまり、BMAL1の分泌量が少ない昼間に食べたほうが、同じカロリーでも脂肪として蓄積されにくい可能性があるということです。

逆に、夜遅い時間の飲食はBMAL1の分泌が活発になっているため、太りやすさが増すと考えられます。

太る食べ物をどうしても食べたいときは、ランチタイムに取り入れるのがもっとも賢い選択と言えるでしょう。

一見ヘルシーなのに太る食べ物として気をつけるべきものは?

先ほどのセクションでグラノーラやドライフルーツについて触れましたが、それ以外にも見落としがちな太る食べ物があります。

「ヘルシーだから」「カロリーが低そうだから」というイメージだけで安心してしまうと、知らないうちにカロリーオーバーになりかねません。

特に気をつけたい食品として、以下の3つを追加でご紹介します。

  • 果物の食べ過ぎは要注意で、バナナ1本は約86kcal、ぶどう1房(約300g)は約180kcalもあり、糖質である果糖は肝臓で代謝されて中性脂肪に変わりやすい
  • 春雨スープは1食あたりのカロリーこそ低いが、春雨自体はでんぷんが原料で糖質量が多く、満腹感も短時間で消えるため補食で食べ過ぎてしまいやすい
  • ゼロカロリー食品やダイエット食品は、人工甘味料の甘みに慣れることで甘いものへの欲求がかえって強くなる可能性が指摘されている

こうした食品は「太る食べ物」として認識されにくいぶん、無防備に大量摂取してしまう危険性があります。

ヘルシーなイメージがある食品こそ、栄養成分表示を確認して実際の糖質やカロリーを把握する意識が重要です。

太る食べ物の代わりに選びたい満足感のある食品とは?

太る食べ物を減らしたいとき、ただ量を減らすだけでは空腹感との戦いになってしまいます。

ポイントは、少量でも満腹感が持続しやすい「高たんぱく・高食物繊維」の食品を選ぶことです。

こうした食品は消化に時間がかかるため、食後の空腹感を感じにくくなります。

特におすすめの代替食品として、以下の4つを紹介します。

  • ゆで卵は1個あたり約80kcalでたんぱく質が約6g含まれ、手軽に食べられて腹持ちが非常に良い
  • ギリシャヨーグルト(無糖)は通常のヨーグルトの約2倍のたんぱく質を含み、クリーミーな食感でデザート代わりになる
  • 素焼きミックスナッツは良質な脂質と食物繊維が豊富で、ひとつかみ(約25g)で間食としての満足感が十分に得られる
  • さつまいも(焼き芋)は食物繊維が豊富でGI値も白米より低く、自然な甘みがあるのでスイーツ欲を満たしやすい

これらは太る食べ物に比べて栄養密度が高く、同じカロリーを摂取しても体への良い影響が期待できます。

食べる楽しみを犠牲にしなくても、選ぶ食品を少し変えるだけで満足度とダイエット効果の両立は十分に可能でしょう。

太る食べ物を食べても体重を増やしにくくする食事のコツは?

太る食べ物を完全に避けるのは現実的ではありません。

大切なのは「食べた分をどうリカバリーするか」という視点を持つことです。

日常的に取り入れやすい太りにくい食べ方のコツとして、以下の3つを意識してみてください。

  • 太る食べ物を食べるときは必ず野菜やたんぱく質と一緒に摂り、単品食べを避けることで血糖値の急上昇を抑える
  • 1食で食べ過ぎた場合は次の食事を軽めにして、1日の総摂取カロリーで帳尻を合わせる
  • 食後30分以内に10〜15分程度のウォーキングや軽いストレッチを行い、摂取した糖質がエネルギーとして消費されやすい状態を作る

特に3つ目の食後の軽い運動は、血糖値の上昇を穏やかにする効果が複数の研究で示されています。

激しい運動である必要はなく、食器を片付けたあとに近所を散歩する程度でも十分です。

「食べたら動く」「食べ過ぎたら次で調整する」というシンプルなルールを持つだけで、太る食べ物との付き合い方が格段に楽になるでしょう。

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